「全てのお客様に喜んでもらうため」
「山岡家」は、戦略的視点でみればそもそも駅近に適しません。
店内調理で、太麺だからです。
なぜ太麺が適さないかというと、
駅近ではビジネスマンや急いでいる方が多いです。
太麺だと提供に少しだけ時間がかかってしまいます。
また、駅近だと24時間が営業できません。
公共機関が止まればお客様はいなく、ニーズがないからです。
24時間営業でなければ、スープを3日間煮込むこともできません。
そして、豚骨を煮込む独特のにおい。
蒸気は全て外に出すので、「山岡家」は建物がひしめく場所やビルインでの営業に向いていません。
なるべく土地を広くとって近隣に迷惑のかからないように、そして何よりニーズに応えるために、ロードサイドへと出店しているのです。
広くとった土地のほとんどは、車で来られる方のための駐車場にあてています。
そうした要素のバランスを総括的に考えた結果、
ラーメン山岡家に関しては、
・24時間営業
・年中無休
・店内調理
・広い駐車場
というコンセプトで展開しているのです。
しかし、理念にもあるように、
当社はラーメンではなく「食」を通じて、
全てのお客様に喜んでいただくことを目指しています。
ロードサイドで展開するラーメン山岡家は残しながら、第二、第三の山岡家となるような新業態事業に挑戦し、駅近のニーズのある業態が誕生した時には、当然そこに対しても注力していきます。
ラーメンだけではない。
全てのお客様に喜んでいただくために、当社のあくなき挑戦は続きます。